湯畑を中心に広がる、草津らしい風景をたどる
草津温泉は、日本を代表する名湯のひとつです。温泉街の中心にある湯畑には、 絶えず温泉が流れ、立ちのぼる湯けむりと独特の湯の色が、草津らしい風景をつくっています。
けれど草津の魅力は、温泉そのものだけではありません。湯畑のまわりに広がる坂道や路地、 木造の宿や店のたたずまい、神社へ続く道、朝夕で表情を変える町の空気。 歩いてみると、草津温泉は“湯の町”としての景色を今もしっかり残していることがわかります。
温泉街の中心にある湯畑は、草津温泉を象徴する場所です。昼の明るい時間も魅力がありますが、 湯けむりと照明が重なる時間帯には、さらに印象的な表情を見せてくれます。
湯畑では、源泉から湧き出た温泉が木の樋を通って流れ、湯けむりとともに草津ならではの景色をつくっています。 エメラルド色にも見える湯の色、立ちのぼる白い蒸気、まわりの建物の灯りが重なり合うことで、 温泉街の中心らしい独特の雰囲気が生まれています。
観光客が行き交うにぎわいの中にありながら、少し立ち止まって眺めると、 ただ有名な観光地というだけではない、草津の湯の町としての歴史や空気が感じられる場所です。
草津温泉は、湯畑のまわりだけ見て終わるのはもったいない町です。 少し路地に入ると、坂道の先に湯けむりが見えたり、静かな時間の流れる道があったりと、 中心部とは違った表情に出会えます。
神社へ続く道や石段、土産物店の並ぶ通り、木の看板や軒先の灯りなど、 町を歩くことで見つかる景色が多いのも草津の魅力です。朝は澄んだ空気の中で静かな表情を見せ、 夜は灯りと湯けむりが重なって、また別の雰囲気になります。
温泉に入る時間だけでなく、町そのものをゆっくり歩く時間をとることで、 草津温泉の印象はぐっと深くなります。